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丁寧につくられた家の見分け方|工務店社長が見る施工・性能・設計のポイント|GOODLIFE工務店

10月10日
読了時間: 5分

こんにちは。GOODLIFE工務店の武田です。

先日お客様から、

「丁寧につくられた家って、どこを見れば分かるんですか?」

と質問を受けました。

これ、意外と難しい質問です。

完成した住宅を見ると、どうしても目につくのはデザインや設備、内装の雰囲気です。

もちろん、それも家づくりでは大切な要素です。

ただ、僕自身はそれだけで家の品質を判断することはありません。

なぜかというと、本当に大切な部分ほど、完成すると見えなくなるからです。

今回は、僕が家を見るときにどんなところを気にしているのか、少しお話ししたいと思います。

完成すると見えなくなる部分ほど気になります

僕はもともと現場に出て仕事をしてきたので、完成した家を見るより、工事途中の現場を見る方が気になることがあります。

壁の中はどうなっているか。下地はきれいに入っているか。ビスはどう留められているか。断熱材は隙間なく施工されているか。

正直、お客様が完成後に確認するのは難しいところです。

だからこそ、つくる側がどこまで丁寧にやるかが大事だと思っています。

例えば断熱材。

性能のいい断熱材を使えば、それだけで性能のいい家になるわけではありません。

どれだけ良い材料でも、施工に隙間があれば、本来の性能を発揮しにくくなります。

僕はこういうところが気になるので、かなり細かく見ます。

たぶん社員からすると、「そこまで見る?」と思われているかもしれません(笑)。

でも、見えなくなる部分こそ、後から簡単に直せない。

だから僕は、そこに時間をかける費用対効果は高いと思っています。

直線やすき間にも仕事の丁寧さは出ます

完成した住宅でも、お客様が確認しやすいところがあります。

例えば、

建具を開け閉めしたときに違和感がないか。巾木や窓枠のラインがきれいに揃っているか。材料と材料がぶつかる部分の処理が雑になっていないか。

一つひとつは小さなことです。

でも僕は、こうした細かい部分の積み重ねが家全体の仕上がりをつくると思っています。

「数ミリくらい別にいいじゃないか」

という考え方もあるかもしれません。

ただ、その数ミリが家の中で何十か所も重なると、全体の印象は変わります。

家づくりは、最後にまとめてきれいにする仕事ではありません。

一つひとつの工程をきちんと積み重ねた結果として、完成した家がきれいに見える。

僕はそう考えています。

要望をそのまま図面にすることが「丁寧」ではない

もう一つ、僕が大切にしているのが設計です。

家づくりの打ち合わせでは、お客様からいろいろなご要望をいただきます。

「ここに収納がほしい」「大きな窓がほしい」「この部屋を広くしたい」

もちろん、できる限り叶えたいと思っています。

ただ僕は、言われたことをそのまま全部図面に入れることが、必ずしもいい家づくりだとは思っていません。

まず、

なぜそれが必要なのか?

を考えます。

大きな窓をつけたい理由が明るさなら、もっと効率よく光を入れられる方法があるかもしれません。

収納を増やしたい理由が片付かないことなら、収納量ではなく場所や動線に問題があるかもしれません。

要望の奥にある「本当に困っていること」を考えないと、家を建てた後に、

「思っていたのと違った」

となることがあります。

だから僕は、まずそのご家族がどんな暮らしをしたいのかを聞きます。

そこから間取りを考える。

これは結構大事にしています。

性能も「高ければ高いほどいい」ではない

僕は性能の話が好きです。

たぶん話し始めると長くなります(笑)。

ただ、性能も数字を競えばいいというものではないと思っています。

もちろん、断熱・気密・耐震などは、安心して長く暮らすために大切です。

でも住宅には予算があります。

性能に100万円かければ、100万円分暮らしが良くなるのか。

50万円で十分な効果が得られる部分なのか。

反対に、ここは削ってはいけないところなのか。

僕はかなり費用対効果を考えます。

予算が限られているときも、単純に全部を安くするのではなく、

「このご家族にとって何を優先すべきか」

を整理することが大切だと思っています。

家づくりには正解が一つではありません。

だからこそ、数字だけでも、デザインだけでもなく、暮らしとのバランスを考える必要があります。

「丁寧な家」は、住む人の未来まで考えている

僕が考える丁寧な家づくりは、施工がきれいなだけではありません。

その家で暮らす人のことを、どれだけ考えているか。

今だけではなく、

子どもが大きくなったとき。働き方が変わったとき。歳を重ねたとき。

そういう未来まで少し想像して設計されている家は、長く暮らしやすいと思います。

僕たちにとっては、一棟の家が完成すると仕事は一区切りです。

でも、お客様にとってはそこからがスタートです。

だから、完成した瞬間だけ格好いい家ではなく、暮らし始めてから「この家でよかった」と思ってもらえる家にしたい。

僕はそこを一番大切にしています。

住宅会社を見るとき、少し細かいところも見てみてください

これから完成見学会やモデルハウスを見る機会があったら、ぜひデザインだけではなく、少し細かいところも見てみてください。

建具を動かしてみる。収納の中を見てみる。窓まわりや壁際を見る。

そして可能なら、

「工事中の現場も見せてもらえますか?」

と聞いてみるのもいいと思います。

家づくりに対する会社の考え方は、完成した見た目だけでなく、普段は見えない部分に一番出ると思うからです。

僕たちGOODLIFE工務店も、まだまだ改善することはたくさんあります。

だからこそ、なぜこうするのかを考え、調べて、より良い方法があれば変えていく。

そんな積み重ねを大切にしながら、これからも一棟一棟、丁寧に家づくりをしていきたいと思っています。


GOODLIFE工務店代表 武田晴輝

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